遙か極東の地での再会 2001.11.23

 AMB Pageのビザーさん宅へ押しかけたときのリポート 

shizuoka01


 夕方仕事を終えてから、ビザーさんがお住まいの静岡へ向かったが、中国自動車道に乗ったとたんに、いきなり29キロの渋滞に巻き込まれ先が思いやられた。FUELメーターがあまり信用できないので、ガソリンスタンドを見つけるたびに給油し、また、眠くなったら睡眠を取るという、本当に気ままな1人旅を満喫してきた。
 途中、Ambassadorでの最高速度を更新 (それまでの時速60マイル(約100キロ)から時速75マイル(約120キロ)へ-一応外車なのでマイル表示です。) してきた。
 朝6時、静岡駅前到着、店も開店しておらず時間をもてあます。これまた、開いていない登呂遺跡を外側から覗いて見学し、日本平へ。7時過ぎ、日本平パークウェイで写真撮影をしていると、R34型4ドアGTR ! ! にお乗りの方に声を掛けられた。その方も相当な旧車ファンで、昭和40年型のペレットやヒルマンミンクスも所有されているそうで、しばらくお話しさせていただいた。その後、三保の松原を観光しビザーさんと合流。静岡駅からビザーさんの自宅まで、変な車がつるんで走っている姿はやはり異様で、道行く人の視線を痛いほど感じた。


 三保の松原日の出
  三保の松原で迎えた日の出


 ガレージにて、お互いのAmbassadorを鑑賞したが、改めて仕様の違いに驚く。大量生産の日本車では考えられないことだ。一番大きな違いは、キャブレター周りで、キャブレター本体以外は共通部品がないのでは、と感じた。
 私は懸案のヒーター周りを見せてもらい、やはり自分のは全く役に立っていないと思っていたら、ビザーさんがいとも簡単に調整してくれた。ボンネット内にあるネジが2段構えになっていて、両方とも開かないとお湯が循環しないらしい。今は、効き過ぎるくらい効いている。
 ビザーさんはというと、エンジンルームの中や下回りをのぞき込み、ご自分のと比較されていた。


 互いのAmbassadorを乗り比べてみた。同じ車? と思わせるほど味付けが違っていた。私のAmassadorは、高回転型でトルクも細く、現在の車に近いが、ビザーさんのは、野太いトルクでぐぐっと押し出されるような走り−気がついたらスピードがでている感じだった。Ambassadorには、こちらの走りの方が似合いで、面白いと感じた。キャブレターの違いでこうまで変わってくるものかなと二人で感心した。
 その後、2台並べて記念撮影。エンジンのみならず、外観も多少違っているのがわかる。本当は、静岡県在住の方がもう一人お見えになる予定だったそうだが、都合が合わなくてお越しになれなかった。茶色3台に白色1台、さぞや壮観な眺めになったことだろう。

 姉妹再会 
  遙か極東の地での再会  左は、ビザーさんの愛車 よく見るとカラーリングも若干違う
  今度は、最近購入されたAT白Ambassadorも見せてください。(今回は入院中とのこと)


今回の行程、
 行き
 19:00 阪神高速 前開IC−(六甲北有料道路・中国自動車道経由)−21:50 名神 多賀SA夕食−−23:55 東名 浜名湖SA仮眠−−2:30 東名 牧の原SA仮眠−−5:50 東名静岡IC到着

 帰り
 16:00 日本平発−−17:00 東名静岡SA−−17:40 東名 牧の原SA仮眠−−19:00 東名 浜名湖SA 仮眠−−23:00 名神 多賀SA−−2:50 名神 桂SA仮眠−(同)−4:30 阪神高速 前開IC着−−5:00 自宅着

 神戸−静岡間を日帰りという強行日程にもかかわらず、文句一つ言わなかったAmbassador、ちょっと見直してしまった。

 今度は、もっとたくさんの方にお会いしたいです。