プジョー403


 1955年、それまでの203の後継として1クラス上の車格を備えたモデルとして登場、以後10数年にわたりマイナーチェンジを受けながらも120万台以上が生産され、プジョー最大のヒット作となった。また、バリエーションも、セダン・カブリオレ・クーペ・ブレーク(ワゴン)と多岐にわたったが、とりわけカブリオレは、「刑事コロンボ」の愛車として有名である。「刑事コロンボ」については、詳しく紹介されているページがたくさんあるので、詳細はそちらに譲るとして、彼が愛用しているカブリオレは、「世界に数台しか残ってないでしょう。もし、あれば1000万円は下らないでしょうね。」(ショップ社長談)と言うくらい、残存数が少ない。
 デザインはイタリアのピニンファリーナの手によるものだが、これは、プジョー初の試みであった。結果は大成功を収め、以後プジョーのデザインは、ほとんどピニンファリーナが担当することになった。

 レストア前  全長X全幅X全高: 4,470X1,670X1,510(mm)
 排気量: 4気筒 1500cc
 最高出力: 58HP/4900rpm
 最大トルク: 10.3kg/2500rpm
 最高時速: 100マイル



 プジョージャポン公式サイトより

 公式ページから 
403は、カブリオレのイメージが強い